能登だより

2019-08-20ACTIVE 10日目【最終号】

本日、石川縦断キャンプACTIVE2019は、ついに最終日を迎えました。

朝は、石川縦断を共ににしてきたから自転車の整備作業。心を込めて自分が使った自転車をきれいにしました。

そして、閉講式。

閉講式では、参加者一人一人がこのキャンプを通して学んだことを発表しました。

「仲間に対する前向きな声かけや協力の大切さ」、「いつも支えてくれている家族への感謝の気持ち」、「命の大切さ」等、それぞれがこの10日間で学んだことを自分の言葉で発表していました。発表する姿は、どの子も堂々としており、大変立派でした。このキャンプを通して、様々な壁を乗り越え、心も体も強くなったことが感じ取れました。

そして、最後の昼食。食堂で、同じ班のメンバーやボランティアスタッフとの会話を楽しみながら食べていました。

昼食後は、いよいよ旅立ちの時。

9泊10日を共に過ごしてきた仲間は、またそれぞれの生活に戻ります。苦楽を共にしてきた仲間と別れるのは、寂しい気持ちもあるでしょう。しかし、きっとこのつながりはこれからも続いていくはずですし、大切にしていってほしいと思います。

石川縦断キャンプACTIVE2019はゴールを迎えましたが、参加者一人一人にとっては、ここからが新たなスタート。このキャンプを成し遂げた参加者は、きっと大きな自信がついたはずです。きっとこれからもその自信をもとにして、様々なことに挑戦していくことと思います。これからの皆さん一人一人のご活躍を心より祈念しております。

これまでこの事業にたくさんの方のご協力をいただきました。この場を借りてお礼申し上げます。おかげさまで全員無事に最後のゴールまでたどり着くことができました。本当にありがとうございました!

2019-08-20ACTIVE9日目

アクティブです。

いよいよ今日はACTIVEの総まとめとして活動、ラストサイクリングです。昨晩はラストサイクリングに対する思いを班のみんなで話し合いました。これまで200km近くのサイクリングを経験し、「あきらめずに頑張る心」「団結することの大切さ」「安全管理」「思いやりの心」などの大切さを学びました。そんなチームの思いを確認しながら、今日は約30kmの道のりを自転車をこぎました。今日のコースの途中には、恋路海岸や見附島など海沿いの道路が多かったのですが、美しい景色を仲間とともに満喫しながら前に進みました。しかし、禄剛崎のゴール直前に、急な上り坂が立ちはだかりました。「もう少しでゴールだぞ」「みんなで一緒にゴールしよう」など、チーム内の掛け声が自然と大きくなっていました。そして、

「ゴール」

参加者18人全員が禄剛崎に到着することができました。到着した子供たちの顔には達成感で満ち溢れていました。禄剛崎の灯台付近での振り返りでは「一人ではこんなに頑張ることができなかった。仲間の大切さを実感した」「今まで応援してくれた周りの人に感謝したい」など自分の思いを班の仲間に伝えていました。さらに、「僕は絶対に大きくなったら、ボランティアスタッフとしてもう一度アクティブに参加したい」と将来の夢を語る姿も見られました。

アクティブは明日が最終日。18名の子供たちはどのような学びを得て、巣立っていくのしょうか?

2019-08-19ACTIVE 8日目

アクティブです。
雲一つない青空のもと、能登町の能登少年自然の家を目指して穴水町を出発しました。
今日は、サイクリング最大の難所、高低差の激しい上り下りがあるコースです。
太陽がジリジリと照りつける中、水分塩分を摂取しながら、一生懸命こぎました。
漕ぎながら、涙がこぼれるシーンもありました。

今日のゴールの能登少年自然の家では、先に到着した班は、敷地の入り口でまで出て、その後に続く班を、ねぎらいながら、たたえながら、最後の班までみんなで迎えました。

明日はラストサイクリング。
みんなどんな気持ちでゴールを迎えるのでしょうか。

2019-08-18ACTIVE 7日目

アクティブです。

昨日までの台風の影響もなく、今日は心地よい風が吹く快晴のもと、松島オートキャンプ場から閨フィッシングパークまでの能登島選択ルートを実施しました。昨晩は、地図を見て、道のりや標高など参考にしながら、チームごとにルートを考えました。しかし、実際に行ってみると、道に迷ったり、間違えたりして、苦戦するチームがありました。それでも、全てのチームが無事ゴールすることができました。直後の振り返りでは、「つらい登り坂が続き、心が折れそうになったけど、応援してくれてうれしかった」「昨晩、安易にルートを決めてしまったけど、もう少し考えればよかった」など、それぞれのチームの良い点と改善すべき点を話し合っていました。
昼食の後は、海釣り体験です。子どもたちは一人ひとり竿をもち、オキアミを餌に大物を狙いました。しかし、当たりはあるものの、餌だけをとられる子どもがほとんどでした。それでも、子どもたちは楽しそうに活動することができました。その後は穴水までのサイクリングを再開し、無事に宿のライダーハウス江尻屋に着きました。

 

※ACTIVE2019は、ヒノビィがツイッターでつぶやいていますよ。能登だよりと合わせて、是非ご覧ください。

2019-08-17ACTIVE 6日目


石川縦断キャンプ「ACTIVE2019」も6日目を迎え、いよいよ後半戦です。今日は、本来であれば能登島選択ルートを経て、能登島内のキャンプ場に宿泊する予定でしたが、台風の接近により、国立能登青少年交流の家に滞在することになりました。子供たちにとって束の間の休息となったこの日、午前中はクラフト活動をし、午後はウォークラリーと明日の能登島選択ルートの話し合いを行いました。

ウォークラリーではコマ地図(交差点の形状を簡略化して図にしたもの)を基に、班で話し合い、問題を解きながらゴールを目指します。どの班も交差点の度に自分の意見を出し合い、時間は少しかかりましたが、無事ゴールすることが出来ました。

その後の能登島選択ルートの話し合いでは、1枚の地図を見ながら子供たち同士で、次の日のルートを考えました。「この道は上り坂が険しいのではないか」「距離が長くても傾斜が緩いほうが早いのではないか」など、様々な主張が出てきて、時には言い争いになりそうな時もありました。しかし「今のはケンカになりそうな口調だった」「言い方が厳しい。言われたほうが傷ついてしまうよ」といった意見も子供たちから自然と出てくるようになり、チームとしてこの班でやっていこうという意識が見えたように思います。

夜は野外炊飯でカレーライス。今日の午後、話し合いが必要な活動が中心だったこともあり、スムーズに役割分担をし、進めることができていました。どの班も「自分たちのカレーが一番美味しい!」と心の底から思えたようで、班に愛着がわいてきた様子が伺えました。最後の片付けもお互いに声をかけ、一つの鍋を複数人で磨くなど、協力しあいながら一生懸命行っていた姿が印象的です。また、片付けが終了した班に全員が拍手をするなど、18人全員の結束が垣間見えるシーンもありました。

明日は子供たち自身の決めたルートを、先導も子供たちで能登島内を走行します。道に迷ったり、時には言い争いもあるかもしれません。しかし、今日までチームの団結を高めてきたからこそ、課題を乗り越えて、ゴールを目指してほしいと思います。

2019-08-16ACTIVE 5日目

石川縦断キャンプACTIVE2019は8月15日(木)、折り返しとなる5日目を迎えました。

サイクリング2日目のこの日は、最長距離への挑戦となりました。白山市の白山青年の家を出発し、目指すのは羽咋市の国立能登青少年交流の家。走行距離は78㎞!

白山青年の家をスタートした時点では、雲で日差しが遮られていたこともあり、スムーズにスタートすることができました。午前は、手取川沿いの道をスピードに乗りながら、美川臨海公園を経由して金沢市までを走行。金沢のみなと会館で昼食をとり、午後は金沢市から羽咋市までを走行しました。午後になると、台風接近の影響もあり、風も出てきました。さらに羽咋市では、最高気温が39.6度を記録するなど、気温も上昇。サイクリングロードを吹く風は熱風。非常に過酷な状況となりました。しかし、子供たちはそんな過酷な状況にも負けずに、力強く走り続けました。

途中、志雄パーキングエリアでは、ソフトクリームを食べて少しクールダウン。まるで砂漠の中のオアシスのように感じました。また、様々なところで応援してくださる方もいました。色々な方に支えられて、この石川縦断キャンプができることを感じることができたと思います。

そして、16時頃。無事に78kmの長い道のりを走り切り、全員が交流の家に到着することができました!

夜、78㎞のサイクリングを終えて、班ごとに振り返りを行いました。それぞれの班のよさとして「仲間を思いやる気持ちがある」「前向きな声かけができている」「大きな声で伝言ができる」などが挙がりました。一方、今後の課題として「男女関係なく行動する」「弱音をはかない」「言い争いを無くしたい」などが挙がりました。課題は、これからの活動の中で子供たちが乗り越えていってくれることと思います。今後の成長に期待したいですね!

2019-08-15ACTIVE 4日目

アクティブです。

4日目の本日は、岩魚つかみ体験、そしてサイクリングの初日となりました。
岩魚つかみ体験では、川に放たれた岩魚を手掴みで捕らえるのですが、チームで協力しながら「ここにいるよ!」と、「ギュって掴んで!両手で!」と声をかけ会い、全身ずぶ濡れになりながら、全員が一匹を手づかみで捕まえることができました。
自分で捕まえた岩魚を今度は自ら捌きます。
「どうしたら痛くないかな」と考えてから捌き始める子、「ごめんね、ごめんね」と言いながら岩魚のお腹を開く子、優しくそおっとさばいた後の岩魚を川の水で洗う子、いろんな気持ちが湧いてきたのだと思います。鉄串に刺すまでを自分で全て行いました。
焼いてもらっている間は、水遊びです。
川の冷たい水をかけ会い、泳ぎ、おたまじゃくしを捕まえてバケツに集め、石や砂を入れて、小さな水辺を作っている子もいました。
じっくり時間をかけて焼きあがった岩魚をみんなでいただきます。
「(さばいた後の)手が臭いー、こんなんやったら食べたくないー」と言っていた子も「美味しい!」と第一声。
「ナイフ入れるときに悲しくなったー」と振り返っている子もいました。
みんながそれぞれに生きた物をいただくまでの過程を体験したようです。

岩魚をいただいた後は、いよいよサイクリング 。
みんなで安全にゴールするための説明を受け、装備を確認して出発です。
緊張もあったかと思いますが、みんなとても頼もしい表情でした。

これから長距離が始まります。
安全に気をつけながら、チーム全員で、助け合って、励ましあって、ゴールを目指します。

2019-08-14ACTIVE 3日目  

アクティブです。今日、子どもたちは2つの感動体験を味わうことができました。
1つ目は流星群を見たことです。御来光を拝むために、朝の3時半に起きた子どもたちは星空観察をしました。ちょうど13日がペルセウス流星群が見頃ということもあり、白山室堂の大スクリーンでは多くの流れ星を見ることができました
2つ目は御来光を拝めたことです。子どもたちは5時の御来光のために白山頂上まで登り切りました。北アルプスからキラリと輝く太陽に、子どもたちは神々しさや美しさに感動しました。
夜の振り返りでは、「自分一人では山頂まで登り切ることはできなかった」「最後まであきらめず頑張った甲斐があった」など、白山登山で多くのことを学びました。明日からサイクリングが始まります。健康に気を付け、それぞれの参加者の願いを達成してほしいです。

2019-08-13ACTIVE 2日目

アクティブです。2日目は別当出合から白山室堂を目指して出発しました。

天気もとてもよく、絶好の登山日和。途中、恐竜の足跡の化石や、雪渓など、珍しいものをみる度に、子供たちからは歓声があがりました。

途中、急な斜面を登る時や、浮き石などを見かけた時、『ファイト!』や『ここ危ないよ!』など、お互いに声をかけ合いながら、全員無事に室堂に到着しました。

白山登山を通して、お互いに名前を呼ぶ機会も増え、集団からチームへと変わってきたように見えます。

明日、3時半に起きて山頂を目指します。ご来光が見れたら、感動体験の共有が更に子供たちの団結を高めてくれることとなるでしょう。

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2019-08-12ACTIVE 1日目

石川縦断キャンプActive2019が始まりました!

初日の811日(日)は、白山ろく少年自然の家を会場に開講式を行いました。18人の参加者が全員が元気に集まりました。

開講式では、この10日間の中で、自己肯定感を高める(自信をつける・自分のよいところを見つける)というこのキャンプの目的を全員で確認しました。

その後は、ボランティアスタッフの進行のもと、アイスブレイクの活動を行いました。参加者、スタッフが交流をしながら様々な活動をする中で、徐々に参加者の緊張もほぐれていきました。活動の後半では、班のメンバー同士が協力しようとする姿も多く見られるようになりました。

班のメンバーの雰囲気が和んだところで、班ごとにチームフラッグ作りを行いました。真っ白な旗にメンバーの手形を写し取り、その手形の中にキャンプのめあてを一人一人が書き込みました。この旗には、キャンプ中6回に分けてメンバーの思いを書き込んでいきます。今日は、初日ということでこれから始まる10日間に向けての意気込みをそれぞれが書き込んでいました。

夕飯は、白山ろく少年自然の家名物の陶板焼きのバーベキューで、栄養補給もバッチリ!

夜は、登山活動の講師の前川さんの指導のもと、荷物のパッキングをしました。

さて、翌日12日は白山登山!どんな感動体験やドラマが待っているのでしょうか⁈

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