奥能登に支援を 思いやりをカタチに(輪島市災害ボランティア)
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昨年の正月に大地震が能登を襲ったあの日から1年が過ぎました。
当施設は、この間「リフレッシュデイキャンプ」「リフレッシュ春・GW・夏・秋キャンプ」そして被災した地区に出向いての「笑顔キャラバン隊」を企画し、能登地区の児童・生徒を対象とした事業に取り組んできました。
このたび、輪島市社会福祉協議会様を通じて、少しでも奥能登の復興の力になればと考え、災害ボランティアとして輪島市町野地区に赴きました。県外からは新潟県中越地域、静岡県磐田市、県内からは内灘町、能美市の方々と泥だし作業に当たりました。
そこで目の当たりにした光景は—。
家の片付けはおろか、地震と豪雨が襲ったままの家並み、街並みでした。今日肌で感じた強い風は、住まいが解体され、家々の間に大きなすき間ができたためでした。基礎ごとなくなった家の後には、今年収穫できなかったみかんが転がり、そこに確かな生活の足跡があったことが分かりました。
それでも、地区で唯一のスーパーの店員さんは「よう来てくれたね」「ありがとありがと」「炊き出しもしとるから食べていって」と笑顔で迎えてくれました。作業の休憩時間に立ち寄ったので、何だか申し訳ない気持ちになりましたが、私たちには想像できない苦しみや悲しみを経験してなお、前向きに生きようとする優しい輪島の人々に接し、こちらが勇気をもらいました。
とはいえ、今日一日でできた片付けは、家一軒分の庭の泥の撤去です。時間が必要です。そして一緒に支える仲間が必要です。これからも奥能登に想いを寄せ、いまできることを見つけ、行動していきたい。そう誓った今日一日でした。
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