冬至⛄
こんにちは。かんちゃんです。
今日の能登は、昨晩からの雪が積もり、玄関前には10cmほどの積雪があります。手もかじかむ寒さの中、朝から職員が除雪作業を行いました。1週間ほど続いた寒さもこの後は一時的に緩むようですが、今後の寒さや降雪には注意が必要です。
12月21日は冬至です。1年の中で昼が最も短く、夜が最も長くなる日です。冬至の日にはかぼちゃを食べたり、ゆず湯に入ったりといった風習があります。では、なぜこのような風習ができたのでしょうか?
【かぼちゃを食べるのは?】
かぼちゃは野菜の中でも長期保存ができる野菜の1つです。昔は現代と違って野菜を1年中食べることは難しい時代でした。そのため、ビタミンなどの多くの栄養を含むかぼちゃを、野菜の不足する冬の時期に食べることで、厳しい冬を元気に乗り切ろうという江戸時代の人たちの「冬至の日」への想いが込められているそうです。
【ゆず湯に入るのは?】
冬至=湯治という語呂合わせからきています。また、柚子(ゆず)=「融通(ゆうずう)」がききますようにという願いも込められています。冬が旬の柚子は香りも強いため、邪気を避け、運を呼び込む前の厄払いの目的でも使用するようです。柚子には血行を促進し、冷え性を和らげ、身体を温めて風邪を予防する働きがあるそうです。皮にはビタミンCやクエン酸が含まれていて美肌効果もあるそうです。
昔からの風習には、昔の人たちの思いだけでなく、科学的に見ても良さがあることが多いようです。こういった風習を大切にしながら、寒い冬を元気に乗り切りませんか!