野外炊飯で小学校6年生理科のアクティブラーニング!
みなさんこんにちは!ジョニーです。
8月ももう残りわずかとなりました。9月に向けて準備をしている時期かと思います。ここ交流の家でも、2学期に向けての体験学習を計画し、取り組んでいる学校が多くあります。
今日はある小学校6年生の団体が、野外炊飯でカレーライス作りに取り組んでいました。ただの野外炊飯ではなく、理科の「ものの燃え方」の単元を取り入れた学習として、活動していました。燃焼するものとして、まずは薪割りをします。大きな火にするために、薪は大きいものから小さいものまで何種類かに分けて割ります。また、薪に火をつけるための牛乳パックも火種を大きくするために、切り目を入れます。さらに、どのような形にすれば火はスムーズに燃え広がるかを考えて櫓を組みます。
さて、実際組んだものに火をつけてみると、最初のうちは、空気の通り道を作った牛乳パックは勢いよく燃え、細い薪も燃えます。しかし、なかなか大きな薪に火が燃え移らず、そのうちに消えてしまいました。そこで子供たちはどうしてうまくいかなかったのか考えることになりました。「空気が不足していた」「中くらいの薪に燃え移らせることができなかった」など様々な意見が出ました。これらの反省を生かして再度挑戦です。子供たちは、1回目よりも真剣な顔つきで取り組んでいました。2回目・3回目とチャレンジし、どちらのグループもうまく火を大きくできました。空気の通り道が必要であると同時に、なぜ薪を縦に組んでいるのかを、体験を通して学びました。
その後はその火を使って、おいしいカレーライスを作って食べることができました。主体的で対話的な学びの中に、多くの気づきもあったようです。このように交流の家では学習指導要領に沿った学習を、各体験活動の中で実施することも可能です。ぜひみなさんも体験活動でアクティブラーニングに取り組んで見てください。詳しくは職員にご相談ください。