名残惜しい春
交流の家の桜もつぼみが膨らみ、今にも開花しそうになっています。
春はもう来ていますね。
暖かくなり、ウキウキワクワクする季節の春ですが、同時に多くの人にとっては別れの季節でもあります。
交流の家で使用している海藻クラフトの海藻は、近くの柴垣海岸からとってきています。波が打ち寄せ、引いた後に残る海藻を使用しています。
このような海藻などを「波残り」といい、ここから余韻や影響など何かの事柄の後に残るものを「なごり」というようになりました。
人との別れも心に何かを残していくので、別れを惜しむ意味で「名残」に転用されるようになったそうです。
本日の能登では、3月いっぱいで能登を離れられる方の離任式が行われました。長きにわたり能登を支えてくれた方々との別れはとても名残惜しいものでした。
とても寂しいですが、4月にはまた新しい人との出会いが待っています。
心機一転頑張ろうと思えたさんまでした。