わが屋前の 冬木の上に 降る雪は 梅の花かと うち見つるかも

みなさんこんにちは!あすパラです。

交流の家にある梅の花のつぼみが膨らんできました。まだまだ小さいですが、今年も大きな梅を実らせてくれることを楽しみにしています。

梅と言えば、万葉集にも多く取り上げられています。その中から一つご紹介します。

「わが屋前(やど)の  冬木の上に 降る雪は  梅の花かと うち見つるかも」 巨勢宿奈麻呂(こせのすくなまろ) 『万葉集』 巻8-1645

(我が家の庭の冬枯れの木の上に降る雪 その雪を梅の花かと つい見間違えてしまったことよ)

梅の木を眺めながら、蕾はもう膨らんできたかとじっと目をこらしているうちに
何時しか雪が白梅に見えてきたという歌です。心から待望していると、本当に枝の雪さえ白梅に見えてくるのかもしれません。

(HP万葉歳時記 一日一葉さんより引用)

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