石川縦断キャンプ「ACTIVE2017」その⑬
ACTIVEです。約75kmを走り切り、県立能登少年自然の家に宿泊しています。
8/18は長い1日でした。早朝、宿泊していたキャンプ場付近を出発し、2回目となる能登島選択ルートの始まりです。班ごとに選択ルートでの目標を確認してから出発しました。分かれ道や交差点にさしかかる度に地図を広げて話し合い、能登島の東端から西端を目指します。基本的なルールは昨日と同じですが、今までの姿とは違った様子が見られました。
意見の対立から言い合いになったものの、お互いに歩み寄り再び全員でゴールを目指すことを選んだ班。坂のあまりの角度と長さに、涙をボロボロと流しながらも、ペダルを踏み少しずつ前進する班。仲間同士本気でぶつかり合い、課題に取り組んだからこそ、選択ルートが意味のあるものになり、お互いの理解がさらに深まったように思います。
選択ルート後、県立能登少年自然の家を目指しました。前日までのルートに比べ、起伏の激しい道が続きます。いくつもの坂を乗り越えた後、コース終盤に待ち構える、距離が長く、勾配も急な上り坂。カーブするたびに目に飛び込んでくる、終わらない坂にめげそうになりました。しかし、はぁはぁと息を切らしながらも、子供達が自転車を降りて歩くことはほとんどありません。その姿に「諦めたくない」という強い意志を感じました。
夜、この日のサイクリング行程についてふり返りを行いました。意見を言い合ったこと、励まし合ったこと、そしてみんなで乗り越えたこと。お互いの思いを共有し、認め合うことでチームの結束は更に強くなりました。
8/19は施設滞在日。キャンプもいよいよ終盤にさしかかってきます。
大型カヌー(予定)に挑戦し、8/20の最終ゴールへむけて気持ちを高めていきます。