石川縦断キャンプ「ACTIVE2017」その⑨
ACTIVEです。
8/16のサイクリングでは午前36km、午後42kmの計78kmをこぎ切り、夕方、全員無事に国立能登青少年交流の家に到着しました。午後は天候も回復し、暑い日差しの中を進みました。朝からの疲れに加えて、夏の日差しが体力を奪います。でも辛いのはみんな一緒。子供達からは「頑張れー!」「あと少し!」といったお互いを応援する声が自然に聞こえてくるようになりました。グループの中にはペースの早い子、少し遅れ気味の子、様々な子がいますが、誰一人、自分勝手に進むことはありません。最後に傾斜のきつい坂を乗り越え、各グループでまとまってゴールしました。
到着したあと、達成感からか涙を浮かべている子供もいました。また、早く到着したグループの中には、後からくるグループを数百mも戻って励ます子供もいました。それはきっと、ゴールに諦めずに到着することが出来たのは、自分だけの力ではなく、仲間同士の声かけが大きな力になったと実感しているからです。全員で同じ苦しさを味わったからこその連帯感が18人全員に生まれ始めています。
夜は明日から2日間に渡って行われる能登島選択ルートの話し合いをしました。能登島選択ルートは、今までのように大人が先導するのではなく、子供達が自分達で考えたルートを基に、地図を見ながらゴールを目指します。計画通りにいかないこともあるかと思いますが、今まで培ってきた団結力や信頼関係、そしてお互いのキャンプに対する思いが試される2日間になりそうです。